Mở đầu
1)飲み水はいつも買いますか。水道の水を飲みますか。おいしいですか。
2)日本に来て、水に関してびっくりしたことがありますか。
3)日本人の水へのこだわりを、日本人の生活のどんなところで感じますか。
例を挙げて話してください。
Đọc hiểu
日本の誇り、水文化を守れ
金に糸目をつけない江戸の通人が、ある料理屋で茶漬けを注文したところ、みんなと半日ばかりも待たされて、漬物、煎茶、それに飯だけが出て、代金として一両二分を請求された。高すぎはしないかというと、料理屋の「うまい茶漬けをとのことでしたからお茶を吟味いたしましたが、この茶に合うほどの水が近所には見当たりませんため、多摩川の上流までくみにやりました。お急ぎと存じましたので、早飛脚を仕立てました故、運賃がかかりました」との言い訳に、さすがの通人、二の句もつげなかったとか。
当時の多摩川上流の水は江戸上水の主流として、清冽をうたわれた名水。汚れの目立つ今の多摩川とは比較するべくもない。とにかく人間、産湯から末期まで一生縁の切れぬのは水であるから、いつの時代にも良い水にあこがれ、それを求めるのは当然である。
雑誌やテレビでは日本の名水はどこそこだと一方的に決めつけてあおりたてるが、私に言わせれば「本当にそんな名水、まだ日本に残っているのかいな」と疑いたくなるほど、日本の水は確実に質を落としてしまった。
我が国は昔から世界有数の水の良い国と言われてきた。水を沸かしもせずに、そのまま生で飲める国など世界広しといえどもそう多くはない。日本料理や日本酒を見てもよくわかる。
主食の米を炊くこと自体に水をたっぷり使い、副食のミソ汁も水が大半だから、我々は水を食べて生きてきたといえよう。いくら国産の銘柄米と言っても、飛び切りの玉露にしても、極上のミソを使っても、水がダメなら材料を生かせないし、日本酒だって水が命なのである。
では、地下水はなぜ良質だったのか。それは、日本の年間平均降水量は世界平均の1.8倍もあり、その豊富な雨水や雪どけ水は杉、松、クヌギなどの林の下に広がる豊かな土地にしみ込んで常時安定して湧いてきたためである。そして、山の土と岩石の状態がうまい水を作り出すのにちょうどいい舞台となっているからだった。だが、その素晴らしい地下水が、山の奥まで入り込んだリゾート開発やゴルフ場建設、山林の伐採など自然環境の破壊によって汚れ、水道水まで汚れ始めた。
次の日本語を英訳せよ。「水を差す」「水を向ける」「水かけ論」「水入らず」「誘い水」。このような問題が出されたら、よほど英語が堪能な人でもそう簡単には訳せないだろう。水の周辺の言葉を見れば、日本人がいかに水と密着して独自の水文化を築きあげてきたかがよくわかる。今こそ水を守らなければ、文化のバランスそのものまで目に見えて崩れていくはずだ。
1) 質問に答えてください。
① 筆者は、江戸時代の料理屋が、お茶漬け一杯の代金として一両二分という高い代金をお客に請求したという話を最初に述べています。それはなぜですか。
② 現在の日本の水の状況について筆者はどのように言っていますか。
③ 良質の地下水が汚れた原因は何ですか。
④ 筆者は、今、水を、守らなければどのようなことが起こると心配していますか。
2) ①~③について、筆者はどのような例や根拠を挙げて説明していますか。
| 例や根拠 | |
| ① 日本人の水へのこだわり | |
| ② 日本の水のよさ | |
| ③ 日本人が水と密着して独自の水文化をつくってきたこと |
3) ___に適切な言葉を入れてください。答えは本文のとおりでなくてもかまいません。
日本は、世界と比べても①___が多く、豊富な雨水や雪解け水が②___となって湧いてきたため、うまい水をつくるのに③___。それで日本の地下水は④___のである。しかし、さまざま⑤___や⑥___などにより自然が破壊され、良質の水は⑦___てしまった。
Mở rộng
考えよう・話そう1)お茶漬けの話は日本人の水へのこだわりを表しています。あなたの国にも同様のエピソードがありますか。
2)最近の日本とあなたの国の水事情について、話し合ってください。
① 共通すること
② 異なること
3)あなたの国の言葉には、「水」に関する単語や慣用句にどんなものがありますか。一つ挙げて説明してください。
1)①~④について、あなたの子どものころ(または、親の世代)と現在を比べ、どのような変化がありましたか。その中から話題を選び、紹介してください。
① 食品、食事
② 衣類、ファッション
③ 住居
④ 自然
2)上で紹介した変化の中で、問題があると思うものについて、以前のものを守るべきだと考えますか、それとも時代とともに変化するのはしかたがないと考えますか。自分の意見を400字程度に求めてください。
文章の流れ: ①変化 ↓ ②その問題点 ↓ ③自分の意見と理由 |